Syncronismツアー個人的振り返り

超特急の3月から始まったツアーが先日6月10日にファイナルを迎えた。今回のツアーは「Shout&Body」「Body&Groovin」2つのツアーの同時進行。前者は大掛かりなセットや映像なしでありのままの超特急を見せる事を中心に据えた公演で地方や初開通公演も多かった。後者は生バンドを引き連れてダンスやボーカルもいつもとは180°違うアレンジを魅せていた。毛色の全く違うツアーの同時進行は本人達も大変だったようだが、楽しそうだったし、私としても新たな発見も多くとても満足しました。



私は全16公演中の5公演足を運んだ。パーセントで言えば30%だろうか。細かく言うと、

「Shout&Body」3/19静岡 5/14八王子 6/3奈良
「Body&Groovin」4/15NHK 6/10横浜


だいたい月1程度見に行けてたかな。結構満足………

いや~~~~~~もっと行きたかった!大富豪なら全通した!ってずっと思ってた。あのとき時間とお金と心の余裕がいつもの10000000倍あれば!まあたらればはさておいて、忘れないうちに感想を書きます。書き留め用なのでセトリやMCはあやふやです。当方コーイチ推しですのでそのへん主観が混ざることをご了承ください。




「Shout&Body」
先述の通り、ありのままの超特急を楽しむ公演であった。1曲目にバッタマン(結局最初の1はあげられなかったなあ…)、Burn!という酸欠必須の盛り上がりソングからスタート。続くメドレーは代々木公演を思い出す曲の繋ぎやアレンジ。コールとダンスのぶつかり合い。最高。しぇけばとしーえくの代々木アレンジ早くください。そして今回の目玉のひとつストンプ。いやあかっこよかった。和ロック好きな人は絶対好きだったはず。ステップを踏む中で掛け声や太鼓の響きが伝わり、そしてポリスのイントロに入るあの流れ!!何回でも見れるよ本当に最&高でした(語彙力)からのpanipani……イントロでポージングを決めるダンサーから警棒をいたずらっ子のように回収するボーカル可愛すぎ案件でした。何を隠そうpanipaniに特別な感情を抱いている私。まさか見れると思っていなくてですね、嬉しさと感動で初日で崩れ落ちてた。(その後2公演は嗚咽をタオルに向かって吐き出してました)

ツアーの中でTurnUpは私の中で好きな楽曲に確実に躍り出ました。ユースケくんの衣装がひとりだけパーカーでね…フードが踊ってるうちに被るんですけど、目元が見えないダンスとかもう激エモ尊いアワード大賞受賞してました。基本推しカメラなんですけどではユースケくん見てました。最初は不可抗力だろうなすごいな振り付け考えた人と衣装作った人に金一封の気持ちで見てたんですけど、だんだんニカッてしながらフード被る時もあったので多分途中から分かってやってた。それが良い(盲目)

ikkiのタカミちゃんは素晴らしかったですね。おフランスから来てくれてありがとう全通おめでとうです。あの時はみんなタカミ推しだったな。タクヤさんとの小芝居(笑)は叩かれたり受け止めたり追い剥ぎされたりハラハラしましたが最終的にはめでたく結ばれる事が出来たようで何より。

ラストはOne Lifeや走れ!!!!超特急という流れを経てYell、そしてテーマであるSyncronism。Yellの儚さとSyncronismのエンドロール感が染みた。


初日の静岡はえっこんなに曲沢山やってくれるんですかありがとうございます!って思いながら見てました。見たいと思ってたあの曲がどんどん繰り広げられていくのは感動でしたね。印象的なのはTurnUp。中毒性は楽曲だけじゃなくダンスもだったとは~!そんな中推しはヘドバンやり過ぎて目の前ぼやけて、頭イカれたかと思ったらコンタクトずれただけやった!っていう。以降あまり振らなくなっていたので、あの激しいヘドバンは貴重でしたね。

八王子はMCがほんとお腹痛くなるほど笑えた思い出。フィジカルトレーナーさんからのケチャマスショッピングからの肩甲骨トレーニングタイム。プロモーション終わった頃だったから地方話も多くて(入れなそうな顔する推し可愛かった)、特にユーキちゃんのドジっ子ぶりが極まるエピソード語るカイさんの俺ら側の気配を察知感ね。タカミちゃんのノリが素晴らしかった。兎の視野ってなんだよ…タカミちゃんってうさぎさんだったの…そうか……可愛すぎ……

強いて言うなら奈良公演が良かった!ダンスやフォーメーションがよく見える席だったので、ここはこういう振り付けだったんだって再発見とか、ビリビリ小ネタとか、推しかぶりに囲まれてBurn!ソロケチャが出来たのとかなかなか見れない出来ない事が多くて。何よりも推しの地元凱旋公演ということで推しの嬉しそうなことよ。スペシャルな気持ちでライブが出来たって何回も色々な場所で言ってたのも印象的でした。推しの特別な舞台に一緒にいれることが幸せ。地方ノリも楽しめたし、ここまで来た初遠征の思い出もありますし(この辺りは書きたい事があるのでそのうち)。

シャウト公演は、超特急ってこんなに楽しいんだと改めて思わせてくれました。



「Body&Groovin」
超特急初生バンドを引き連れての公演。生バンド大好きな私の期待は十分でした。大阪公演の後「ボーカル推しはかなり楽しめる」「うたうたいを思い出す」というプラスな感想と「MCなくてつまらなかった」「バンド好きじゃないと楽しめないかも」とマイナスの感想が入ってきたのでどうなることやらと思いましたが蓋を開けてみれば、そんな気持ちは吹き飛びました。

なんといってもスタンドマイクとねっとり絡み合う推しがね~!もう!!セクシー!!!でした。新曲(DJ dominator)の推しが上半身で歌いながらも下半身がダンサー組よりしなかやで、足もうねうねさせつつもぐいん!と上がるというね。ああ気持ち悪い※盛大に褒めています

ジャズバーみたいなキスミーやpanipaniも素敵でした。あのキスミーはオンナ抱いてましたね。あんなに低音効いたオシャンティなpanipaniずるいよ~なんで私素面で見てるのここ深夜のジャズバーじゃないのおかしい~ってほんとに思ってました。歌詞から垣間見えるお茶目部分のベースアレンジがたまらなかったです。

スタギアやDowなどシャウトと被る曲もありました。そこはシャウトとの対比として楽しみましたが、生演奏のかっこよさとか曲のワクワク感が変わってて良きでした。TimeWaveの近未来サウンドがドツボでした。あれでビリビリツアーの演出とかされたらしんでたろうな…

ボーカル組のセッションは確かにうたうたいを彷彿とさせました(行ってないけど)しっとり行くのかと思ったらSDLTは全員でおもてなししてもらっちゃいましたね。えびえびが心穏やかなアレンジになってて、美しかった。

しかしバッタマンでバッタバッタ言わされるのは予想外でしたね。バンドメンバーさんのサマサマ!ポーズとても可愛かったですよね!!先ほどまで超絶技巧してた方が両手を上にサマサマ!ですよ!?ギャップが!ああ!!!オバドラとBurn!はアニソンっぽさがマシマシだったな。みんな大好きfanfareの流れも綺麗でした。


NHKの時は誇張とかなく、新しい曲を魅せられている感が強かったです。それだけで心が満たされて、生バンドアレンジの好みもあり、あっという間でした。音源買いたいって思った。ボーカル組の演出が贔屓されてると少しだけ思ったけど、コンテンポラリーダンスチックなBCはダンサー組大勝利だよな。むしろ生バンド生演奏に体を委ねて踊るダンサー組なんてそう滅多に見られないからさ。

横浜はラストということもありメンバー元気でした。カイさんの煽りが初っぱなから凄くて、連番の友人とヤバイと口にしてました。ボーカルセッション時は座席に座っていたのですがペンラいらないと思うほど、アーティスティックな世界でした。ステージでスポットライトに照らされながらrefrainビリオンとしっとり声を重ねる2人……ここは天国だ………幸運にも席が近かったので、細やかな仕草も逃すことなく拝めた。たなっぷ、朝シャンtea、ニコッと笑顔。序盤にベースの音やスタンドマイクに絡み付いたかと思ってたら、最後のYellの時の真剣な眼差しで踊るギャップは忘れません。推しのもちもちが復活してたのも最高だと思いました(こなみ)



長々と書き連ねていましたが今回のツアーで共通して見ていたところがありまして。それは最後の曲Syncronism。特にNumber one ~my six sence to youのとこ。初日の静岡公演の時、コーイチさんの声出てなかったんですよね。私は推しの歌が狂うところって滅多に見たこと無くて、(おふざけモードとかは別です)出なかったことにビックリしました。悔しかったのかな。辛かったのかな。初日だもんね。しかし公演を重ねる毎に、声が出てたり伸びていったりタカシくんが被せるサポートに入ったりしたと伺いまして。自分もその過程を楽しみに公演に入ったつもりでした。今日は出てた!とか少し惜しかった…とかね。そしてラスト横浜のラストナンバー。彼は、外すことなく、出していました。例えるなら、喉からCD音源。長丁場のライブで枯らすこと無く声を音とダンスにシンクロ出来たのです。泣きそうでした。この成長を拝めたこと。3ヶ月で1つの曲と向き合う人間を見れたこと、誇りに思います。


最後にリョウガさんが「これからも超特急でいてください」と仰っていました。その時、私は8号車というのは本当に、いちファンじゃなくてメンバーなんだと改めて思いました。8号車も超特急。超特急と8号車は同じ目標を持つ仲間。辞めるとか、そういう概念じゃないんだと。「ファンを辞めるなら手を振って見送る」「首根っこ掴んででもファン引き戻す」という某アイドルの言葉があります。言葉の端から見える゛ファン゛という距離感。大切に思ってても結局はステージと客席の関係……どんなに好きでも少し空しいですよね。だから超特急のファンとは言わない姿勢が好きです。私も貴方も8号車イメージカラーはピンクのメンバー。そういうことさ。これからもどうか、私も超特急でいさせてほしいです。



とりとめの無い文章でした。書ききった感が強い。超特急とシンクロできて幸せだった!

長かった春が終わりました。6/11からは夏です。待ってろサマラブ現場!!