8号車がMマスLVを見た話

推しが脱退を発表して2ヶ月半。6人体制になって初めての単独イベントに参加して、思うところは多々あります。(新曲MVでスタダコードが云々とか新コールの話で化粧が落ちるほど過去一番泣いたこととか)それはまたいずれまとめたいと思うので、たまには違う話題でも。


遡ること約半年ほど前。就活がひと段落し、超フェス*1も終わりしばらく超特急の現場が空いた時期に、二次元にハマっていました。二次元コンテンツや声優さんが好きな友人が身近に多く、自分自身もアニメを見ることは好きで毎季気になる作品をゆったり追いかけている程度でしたが、久しぶりに「これは!!」とビビッと来て笑顔でダイナミック入水した作品があります。


その名はアイドルマスターsideM
アイマスの略称で知られる二次元アイドルシリーズ・THE IDOLM@STERの男性アイドルストーリーでございます。
(リンク先はアニメですが原作はドラマチックアイドル育成カードゲームです)
imas-sidem.com


315プロダクションに所属している元○○という肩書きを持つ”理由(ワケ)ありアイドル”全46人が登場するこの作品。何よりも出てくるキャラクターがみんな個性的!!元弁護士、元医者、元公務員ユニットって、初めて聞いたら「本職続けてた方が良くない…?」ってほぼ思うでしょ。全員立派なアイドルです。

もうすぐアニメも始まるから!と秋山隼人P*2の友人に勧められるままアプリゲームのライブオンステージ(略称:エムステ)をDLし、顔と名前を一致させながらアニメsideMを見て「○○(ストーリーに出てくるキャラクター)…アイドルになってくれてありがとう……○○(グループ名)尊い………」となり、単純に曲とグループが好きだという理由でCDを購入して聴きこんだりする生活をしていたのが、昨日のことのように懐かしいです。


そんな彼らの3rd LIVE TOUR~GLORIOUS ST@GE!~ が開催されるという事で、2/3&4幕張両日と3/25福岡の3公演をライブビューイングにて参加させていただきました。

アイマス現場は初めてだし、エムステ&アニメ出のドドドドド新規だし、二次元アイドルをどのように応援していいのか上手く掴めなかったし*3、アイドルの現場に行くのは久しぶりだったので期待と不安で一杯でした。

ですがその不安は華麗に消え去り、素敵な時間を過ごすことができました。


本編の感想はTwitterに壁打ちしてたのですが、現場が違う=異文化交流として、新鮮に映った光景をいくつか書きます。

まずこれ。良い文化ですよね。超特急さんが最後にライブビューイングしたの2016年のエビライだよ!?新規はチケットも取れずコールも完璧にできないから、会場に行くだけでも敷居が高いけれど近くの映画館なら行き易いです。画面越しでも会場の熱量はも雰囲気もほぼそのままです。全国各地、全員が揃った初日に至っては海外でも行われたというライブビューイング。もはや現地より参加者が多いのでは?そのおかげかカメラアピールが手厚い。ライブビューイングの皆もありがと~!!ってめちゃくちゃ言ってくれるし、カメラ向けられたら誰かしらレスくれる。大きなスクリーンに推しがドアップになるのは最高たまらんでした…眼福……ステージから捌ける最後の目線?コメントもしっかりとくれるから好きになる以外の選択肢が無くなります。

  • 男性プロデューサーが多い

男性アイドルをプロデュースするというストーリー上、女性の方が多いかなと思っていたら隣の席が男性Pということもありました。現地の男性Pの声もはっきり聞こえてきました。
アイマスシリーズだから来てる、という方もいればMマスに推しがいる方もいて。超特急は男性限定ライブの男祭りがあるけれどまだまだ女性が圧倒的だから、男女問わず愛されている作品は素晴らしいなと思いました。

  • ペンライトの色変えがすごい

担当色が割り振られている点では超特急も一緒だけど、アイマス現場では披露するユニットおよびアイドルによって色を変えるのが通説です。噂には聞いていたのですが、プロデューサー、色変えるのめっちゃ速い!!数秒のイントロで、色を変えるプロデューサーが先か本人出るのが先かって感じ*4。公式ではユニット毎の単色ペンライトが販売されています。それとは別で、カラチェンを持っていたら出るグループの色をカスタムしつつ*5、担当ユニの単色を持っている方が多かったかな。超特急も単色ペンライトだけど、推しの色以外持たないし買わないじゃん???カラチェンも未だ出てないし*6、バラバラの色のペンライトが統率された動きをするのもまた乙なんですよね。

  • 振りコピ勢があまりいない

ダンサーではなくアイドル、そして本業が声優さんということで、振り付けもそこまで難しくないんですよ。だから振りコピしやすいんですよね。(それでもダンスのクオリティが高いユニットやカッコいい殺陣を披露するユニットもいましたよ!)超特急現場ではよく見られるのですがMマス現場ではあまりいないようです。アイドルと一緒に腕を上から下に動かす振りをしていたら、ヲタクは下から上に動かすところだったらしく(伝われ)1人だけ浮いてしまった……

  • ペンラぐるぐるしない

一番の異文化交流はこれかなー。推しの歌うターンで指揮者したり、落ちサビでぐるぐるする光景は8号車しかしないという事を実感した。ケチャはいましたがライブビューイングはおろか現地でもこれしてる人見かけなかった。何なら視界の妨げになる迷惑行為にあたるらしい。推しが眩しかったり上手いこと言ったりすると脳直でペンライトぐるぐるしてしまうんですけど、プロデューサーという立場だからしないのかな…わたしの近くだった方ほんとごめんなさい




ここからは8号車目線かつ個人的な話。(セトリや演出のネタバレがあります。)


幕張公演の会場である幕張メッセイベントホールは超特急のTHE END FOR BEGINNING公演と同じ会場で。ここ12月に行ったな~懐かしいな~~F-LAGSのウェーブ演出もやったな~トロッコは走らなかったな~~とか会場懐古をしてました。
2日目はその会場でsideMの推しである*7S.E.M舞田類さんのソロ曲「THIS IS IT!」*8のパフォーマンスが行われたわけですよ。これはもう新規ながら泣きました。TNE日本武道館公演でコーイチさんが1人でステージに立ってパフォーマンスしたことがフラッシュバックしました。グループではなくソロで、会場全ての視線を受けてパフォーマンスがさらに輝く推しが最高。8000人規模の(ライブビューイングを入れたらそれ以上)大きな会場の視線を一手に受けキラキラと輝く舞田類さんがそこにいました。からの学ランS.E.Mによる「From Teacher To Future!」*9ってくるセトリ!登場や台詞が5話そのまますぎて、泣きながら太鼓叩いてました。(振りコピヲタク)平均年齢最年長ユニットのS.E.Mがステージ上で体張ってパフォーマンスして「君は出来る!なんだって出来る!」って言葉を届けてくれたら、なんだって出来る気がしてくるよ……この日、しゅごさんが「ずっとずっとその先へ。みんなと一緒ならずっと続いていける。」と仰られていたのも印象的です。先述の通り3rd幕張公演の開催日は2/3&4。コーイチが脱退を発表してから日も浅く、心の穴がぽっかり開いたままの傷心ヲタクが、別現場で楽しんでいていいのか?という不安がかなりあって。でも、そんな感情も打ち消してくれるほどのライブでした。楽しんでいいんだってめちゃくちゃ救われました。推しの脱退により絶対なんて何処にも無いんだとナーバスになっていたけれど、315プロダクションはそういう言葉を信じていいのかなと思わせられました。ありがとうございました。

永遠なんて無いんだよ……って少しメソメソしてたんだけど、今日はなんか、この人たちなら315アイドルたちなら本当にいけるんじゃないかって希望が見えた(Twitter原文)


福岡では3/25が誕生日の直央くん(もふもふえん)と3/22が誕生日のみのりさん(Beit)のお祝いをすることになり、プロデューサーがろうそくの火となりライブビューイング越しにも消してもらったのですが………福岡で誕生日を迎えて観客がろうそくになる……前にもやったわ…………あ~~これは2017年6月18日TNE福岡@コーイチ誕生日公演~~~~~~~わたしは推しの為に黒ペンライトのろうそくになりましたわ~~黒にしてやってわがまま言いつつも、赤ペンライトにいちごみたいでええやんって優しさが染みた~~今までで一番の誕生日になったってキラキラした顔で言ってくれましたね~~~~~~~~~~~と思い出してしまい、あまりのデジャヴさと幸せだったあの空間との対比に、無意識に涙が流れて止まりませんでした。ドバドバ泣いてて不審がられてなかったかな。あの時ちゃんと言えなくてごめんなさいい直央くんみのりさんお誕生日おめでとうございました。それ以外はめっちゃ元気でした。TFFTでステージの端から端まで駆け抜けて1人でも多くのプロデューサーと目を合わせようとしてくれた舞田類さん(コーイチも端の人や2階3階って遠い人を沢山見てくれてたなーって思い出してしまったのは内緒)……最初の台詞から最後のカメラ目線まで文句なしのSPDの舞田類さん……雨彦さんソロのモノクロ照明に浮かぶ舞田類さん……方言分かんねえしって言った割にラストのコメントで「ばりすいとーよ♡♡♡」ってぶっこむ舞田類さん(推しばっか)この日は4時間に及ぶ長丁場の公演でしたが、ずっと楽しくて充実した時間を過ごせました。




なんだかんだありましたが、初めてのライブビューイング参戦とっても楽しかったです。これからもキラキラ輝く315プロのアイドル達を応援していきたいです。きっともっと素敵な景色を見れるだろうし、見せてあげたいと思えたから。315プロのアイドルのファンとして、また1プロデューサーとして。応援する愛の種類は様々ですが、315プロダクションをこれからもっともっと好きになっていきたいと思いました!!!sideM!315!!!!!







……愛の種類?





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This is a kind of love!!!




超特急6人体制初シングル「a kind of love」4/4発売です!!!よろしくお願いします!!!!!!!!
youtu.be

*1:超特急が豊洲PITにて8/28~9/1の5日間、様々なジャンルのゲストと対バンライブを行ったフェス

*2:超特急のファンの事を8号車と呼ぶように、アイマスシリーズではファンの事をP(プロデューサー)と呼びます。因みに秋山隼人くんはHigh×Jokerのギター担当

*3:目の前にいる声優さんに対して偶像であるアイドルを重ねて応援することが自分にできるのか?みたいな……杞憂に終わりましたが

*4:2/3、彩が発売前の新曲を披露した後「プロデューサー達がペンライトの色、何色だ?!って焦る姿見えてたよ~(ニュアンス)」と仰られていた。見抜かれてる

*5:全ユニットが一堂に会することのがほぼ無いので必要な色だけ用意する事が出来る

*6:イメージカラー黒が脱退したからそろそろカラチェン出してくるかな?とかいうブラックジョー

*7:この世界の担当(プロデューサー)とファン(推し)の境目って難しくないですか?という独り言

*8:公式動画 THE IDOLM@STER SideM ORIGIN@L PIECES 09 試聴動画 - YouTube

*9:公式動画 THE IDOLM@STER SideM ANIMATION PROJECT 03 試聴動画 - YouTube